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おすすめだったり、発見だったり、レビューだったりする楽器とその周辺のブログです
24 . April
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08 . August

ギター本体、アンプ問わず暴れる歪み系エフェクター


皆さんはどういう時にFUZZを使いますか?


ジミ・ヘンドリックスのような使い方をする人もいれば、J・マスシスのような使い方をする人もいるでしょう。私は怒り狂い暴走が止められない楽曲を演奏する時にFUZZを使いますが、最近はオーバードライブだけになっています。


BIG MUFFみたいに音程が狂うほど暴れるFUZZサウンドが好きで落ち着かせるためにボリュームを調整しながらプレイを楽しむ人もいれば、最初からBIG MUFFを暴れさせた状態でプレイを楽しむ人もいるでしょう。BIG MUFFのトーンを左よりにしてサスティーンをフルにしたら何を弾いているのか解らない音になるだけですので、FUZZ以外の歪みのキャラクターを理解した上で使用することが良いと思います。


ファズサウンドがブチブチした音、岩を砕くような音などに聞こえるという声もいますが、それこそファズの魅力で最高サスティーンであります。しかし、ファズは安っぽい音が多く使い方が難しい歪み系エフェクターなので、色々と工夫が必要となることを考えて使うことが、重要ポイントです。


 


ビンテージ感を表現するFUZZ


VEMURAM Shanks 4K.が一番ビンテージ感を表現するのに良いファズかもしれません。
エレハモのBIG MUFFだとオリジナルの物よりも
Little BIG MUFF
の方がサスティーンは落ちますがオールドのファズと
グロテスクと暴力的な歪みを演出したいのであれば、

Little BIG MUFF
が良いと思われます。使用するアンプとギターとの
相性にもよりますが、ジミヘンのようにストラトキャスターとマーシャルとの間に
BID MUFF
を通しボリュームコントロールで歪みをコントロールするプレイも良いと
思われます。マニアックな方にいくとヒューマンギアがモディファイした
ファズファイスは拘りぬいたパーツで製造されていることもあり、オールドと呼ばれる
ファズサウンドを求める人は、ヒューマンギアがモディファイしたファズフェイスを
使いながら自分の好きなギターとアンプでビンテージ感を追い求めることが良いと
思われます。でも、もっと深くビンテージ感を追求したい人もいると思いますが、
その場合、アンプはTWEED TONE DELUXEが良いかもしれません。しかし、
TWEED TONE DELUXE
は中古売り場でも見当たらないことが多いので、
ヒューマンギアのレプリカであるTWEED TONE DELUXEをお勧めします。


 


個人的に好きなFUZZ SOUND


私個人は普段、ファズを使うことはありません。
ほとんどチューブアンプを歪ませオーバードライブをブーストさせて使うか
オーバードライブ2台を使用し、メインで使うオーバードライブは
オール12時程度にしてから鳴らして使用するアンプでつまみを調節しています。
もう1つのオーバードライブはブースターで、音を太くするなどで使います。
歪みに関しては、それだけで十分なのですが、
極端に歪んでいる音が欲しいと思う時もあります。
例えば、怒り狂った楽曲を演奏する時。
味付けが濃いオルタナ系サウンドが欲しい時にはファズに頼ることもあります。
VEMURAM Shanks 4K.
が一番好きなファズサウンドなのですが
濃いキャラクターのファズとなるとエレハモの
BIG MUFF
が良いかもしれませんし、

BIG MUFF
はモンスターと言えるほどの強烈なサウンドを出してくれます。
オルタナ系サウンドよりも怒り狂った楽曲を演奏する時には
BIG MUFF
が良いと思われます。BOSSからリリースされている
ファズもよく出来ていますし、無難に使うならBOSSからリリースされている
FZ-
5でキャラクターを選択しレベルと
歪みの大きさを調節することも良いかもしれません。
ヒューマンギアがモディファイしたファズフェイスも濃いキャラクターですが
拘りぬいたパーツを使用しているためハズレではないと思います。
ファズに関して値段は関係ないと思うこともありますが
良質なサウンドでのプレイを拘るのであれば、
VEMURAM Shanks 4K
などを使用することをお勧めします。


 


まとめ


ファズに関していくつか述べましたが、個人的に一番好きなファズサウンドはVEMURAM Shanks 4Kとヒューマンギアがモディファイしたファズフェイスです。しかし、BIG MUFFはキャラクター的に好きなサウンドで個性と爆発力があるサウンドを求めるのであれば、BIG MUFFを使うことが多いです。


 




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21 . June

独特なサウンドを持つディストーション


RATは1978年にアメリカで製造されジェフ・ベックを始め多くのギタリストに愛されたディストーションの1つです。


独特なディストーションですが、使い易く幅広い年齢層から支持を集めています。


RATのコントロールは左から
DISTORTION
FILTERVOLUMEとなっており、FILTERはトーンコントロールの逆で、左に回せば回すほど音がスッキリしてきます。逆に右に回すとモコモコとするサウンドになります。
このディストーションはコントロールの全て12時方向にして鳴らすと普通のディストーションですが、12時方向の状態からボリュームだけ3時方向にしたら雰囲気が違ってきますし、真ん中のつまみにあるフィルターを前後させることで音色が別物になってきます。


 


ギターに関しては
ストラトタイプ、レスポールタイプ等色々ありますが
RAT
はそれぞれのギターのキャラクターに適して使え
ば、素晴らしい反応をしてくれるディストーションです。


 


幅広く使えるディストーション


上記でギターの特性に応じて使えるディストーションと明記しましたが、使用するギターと演奏するジャンルでRATのコントロールも工夫しないといけませんし、そこで頭を抱えてしまうことも多いと思います。


私は色々なギターを通してRATを鳴らしたことがありますが、一番左にあるDISTORTIONのつまみが9時方向でも十分に歪んだ状態だと思いますし、ストラトタイプとRATを組み合わせてハードロック等のジャンルであれば10時方向にしても良いと思います。レスポールタイプの場合は9時方向で歪みますし、フィルターのつまみを12時方向からのスタートで、ミドルのカットをしていくのも手段であると思っています。


 


RATはディストーションなのでブルージーなフレーズ、ジャジーなフレーズを弾くのは無理と判断する方も多いことでしょう。しかし、ディストーションのつまみを最小限にしてボリュームを大きくすることによって、雰囲気が出てきますので、音量の調整はギターのボリュームコントロールか足元にボリュームペダルを置いてコントロールする方法もあります。また、RATの音色をトリートメントさせたい方はエンハサーをRATの左に置いてみるのも良いと思いますし、もっとナチュラル感が溢れる音のトリートメントを望むのであれば、ビューマンギアのVIVACEが望ましいでしょう。
VIVACE
を使ってRATの歪みをトリートメントしたいと思うのであれば、大量生産型の中国製RATのではなく量産型RATUS製の方が無難です。


 


 


RATはプリアンプ、ブースターとしても使えます。
グランジ等のジャンルだと曲中に音色を変化させる時にRATをプリアンプとして使うギタリストも珍しくありませんし、音を持ち上げたい時にRATをブースターとして使うという方法で行うギタリストも多いです。
ブースターとして使う場合、私はディストーションが7時方向、フィルターが2時方向、ボリュームは3時方向にしていますが、もう少し歪んでもいいかと判断した時はディストーションのつまみを気持ち程度上げるか、9時方向まで上げて細かく調整して決めていることが多いです。


 


 


現行型RATUSARATどちらが良いのか


現在のRATは中国製で大量生産されています。RAT2ではなくRAT3と基盤の中に書かれているものもあります。USARATは、シリアルナンバーと一緒にmade in USAとシールが貼られています。更に、中国製RATは、コントロールノブが変更されています。
サウンドに関しては、質が落ちたと言う人もいますし、中国製になったことで初代RATのクローンエフェクターを製造しているブランドも多々。
個人的な意見ですが、パーツの質は落ちているかもしれませんが、それが嫌ならいいパーツに交換してもいいと思います。逆に中国製と言わず、アメリカのRATと言われて音を出したら納得すると思ってます。


 


ビンテージのRATが100パーセントいい物とは思いませんし、現行型だからこそ無駄な部分を改良した部分もありますので、本当にここに関しては好き嫌いの問題になってきます。私が所持しているRATは90年代に購入した物で、ボリュームコントロールはガリガリとノイズが出ますし、ディストーションが9時方向にするとビキビキした雑音が出ます。そのためか、もう音を出すことはないと思っていましたが、グランジの楽曲を演奏する機会があれば使うでしょう。


 


 


まとめ


多くのギタリストに愛され使用されたPROCORATですが、プロ・アマ問わず人気があるディストーションの1つです。ジェフ・ベックから始まり、カート・コバーンや橋本絵莉子も使っています。オールランドプレイヤー、グランジギタリスト、ガールズバンドのギタリスト等、幅広く使われているディストーションです。




16 . June

ユニットで使用する場合


Ibanezのチューブスクリーマー、オーバードライブを他の歪み系エフェクターとユニットで使う方も多い。クランチ感が強いBOSSのブルースドライバーとTS-9を同時に歪ませてワイルド感を出すという方法や、RAT2をトレブリーな設定にしてTS-9と同じ音量にしてリードを取る方法もある。例えば、RAT2の歪みを7~8時にしてフィルターを10時程度、ボリュームを12時、TS-9はドライブが12時前後、トーンが12時前後、レベルが12時程度にして、強調したい音のペダルを左側に置く方法である。TS-808DXはブーストさせるペダルがあるので、TS-808DXを右に置く(ブーストがあるから)TS-808を左側に置いて、強調させたい音をTS-808でレベルはDXと同じにしてドライブや、トーンのサウンドメイクをする。歪みを増す使い方をするのであれば、リード取るエフェクターの音量を12時程度までにしてTS-808DXで歪みの深さを作り、音量を上げる時にブーストペダルを踏み込むというのは便利であるが、それはそれでTS-DXの特性を下げることになるだろう。TS系と言われるエフェクターをユニットで使うのであれば、TS系プラスTS系は出来るだけ避ける方を選ぶが、TSを強調させるのであれば、TS-9とマエストーソをユニットで鳴らすことも面白いだろう。実際に、この組み合わせを試したことがあるが、マエストーソを左側にしてレベルは両方とも同じで、トーンはマエストーソが完全フル、TS-9が12時~2時の間で、ギターはシングルコイルが搭載されているタイプでフロントのみを使用。温か味があるクランチサウンドになったと言える。





16 . June

ブースターとして使用する場合


TS-9はブースターとして音量を上げる、歪みを足す使い方として使用する人が多いが、確かにTS-9はその方が使い易く便利である。TS-808も同様に音量の上げる、歪みを足すということも出来るが、ブースターとしてならTS-9の方が余計な音が少ない。私はギターソロを弾く時やドラムとベースが盛り上がる時にTS-9を踏みますが、歪みの増加より音量を上げる方の使い方をしている。ドライブが完全オフ、トーンは9時~10時程度、レベルがフルという、一般的なオーバードライブをブースターにする使用する設定で、歪みも音量と同時に歪みを「気持ち程度に増したい」時は、TS-9の上記の設定からドライブを9時程度までに上げる。その分、余計な音が出るがそれはそれで、TS系の楽しみ方の一つであると考えている。シンプルで歪みが少ないロックを演奏する時などにTS-9、TS-808を踏みこんで音量や歪みを増す時には、使用するのは便利なアイテムになる。しかし、HR/HMで歪みを増すために使用するのは、不向きと思われる。実際に、それらのジャンルは最初から過激なディストーションサウンドになっていることが多く、歪みを増したりブーストで音量を上げる使い方をしても、余計に荒々しくなるだけである。




16 . June

激しいリードサウンド


IbanezTS系オーバードライブで激しいリードサウンドを取るのであれば、TS-808やTS-9より「TS-DX」「TS-808DX」が望ましいだろう。TS-9、TS-808でドライブ感を表現さすのであれば、アンプのトレブルを9時程度にしてミドルとベースが3時程度にした方がミドルを増しながらもナチュラル感の中に激しさがある。
 
TS-808の場合は、歪みを3時~4時でトーンは9時~10時程度、レベルは12時前後にする。TS-9であればドライブは最大にして、トーンは9時~12時の間、レベルは3時位にすると、激しいサウンドに近くなる。しかし、ハードロックなどのリフやソロを弾くのであれば、これだけでは物足りないと感じる人もいる。歪みの粒は少ない方が良いと考えなるのなら「ターボチューブスクリーマー」を選択する方が望ましい。なぜなら、激しい歪みではあるがディストーションほど粒はないので、太く激しさが増すイメージだと連想出来る。「TS-808DX」ならブースターのペダルもあるので太く倍音が出来る。また、「TS-DX」はHOTTURBOのモードがつまみにあるので、太くするだけならHOTで激しさを増したいならTURBOを選び太い歪みでロックサウンドを追求し易くなる。通常のチューブスクリーマー、オーバードライブで激しいサウンドを追求するというのは難しいが、アンプの設定で太く表現出来ると言うことと、ターボチューブスクリーマーで歪みの深さと太さをコントロール出来るのは便利で、TS系の中でどれか一つは手にしたいペダルだ。




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