Duesenbergのギターは椎名林檎さんが使用していることで有名で、
東京事変の郡青日和のPVや
椎名林檎名義のCDのジャケットにも出ています。
今は不明ですが、
彼女の場合は、元BJCの浅井健一氏を敬愛しているので、
PROCOのRAT2を足元に置いてプレイしています。
実際に彼女の作品の丸の内サデスティックの歌詞の中に
「RATひとつを商売道具にしている」「そしたらベンジー私をグレッチでぶって」
とかあるので、彼への憧れが強く感じられます。
(この作品は何度か聴いたことがありますが歌詞が曖昧です。間違ってたらすみません。)
彼女に憧れて、このギターを使いたいなら購入を考えるのは良いと思いますし、
ついでにPROCOのRAT2も一緒に購入して下さい。
どうでもいい話ですが、前から挙げていたRATですが、
私もベンジーに憧れて使用していました。
高校時代から10年以上使っていましたが、
真空管アンプでストラト、テレキャスなどのシングルコイルのギターでなら、
ベンジーみたいな音に近づくかなと思いました。
彼の場合はもう一段階歪みがほしい時にRATを使用するみたいで、
「丸の内サデスティックと内容が違う」と突っ込みたくなったこともあります。
近年、ロック=ダサイ ロック=オルドミュージックになっている時代で、
ギター背負っている若者を見る方が珍しいので、それが悔しく思います。
バンドよりダンスの方がカッコイイと思う若者が増えていますが、
ダンス主体のアーティスの楽曲の中にギターサウンドは入っています。
しかし、椎名林檎さんの楽曲は
デビュー当時から今も消費者に受け入れられているので、
彼女に憧れて楽器を始める若者や
上達したからデューセンバーグのギターに興味を持つ若者が増えてほしいと思います。
DuesenbergのStarPlayer TVでなら
軽く歪ませたオーバードライブサウンドを好む方もいるので、
クランチで寄り自然な歪みがほしい場合は、
ピックアップをフロントかセンターにしてみると
ジャキジャキとしたサウンドが得ることが出来ます。
例えば、マーシャルなどの真空管アンプで
クリーンチャンネルをチョイスして、
摘みは全て真ん中でプレゼンターは3時位が良いかもしれません。(私の好みですが)
オーバードライブですが、色々なキャラクーがあって
何を選んで良いのか分からない方もいるのも事実です。
そこで、私個人の意見をいくつか並べてみたいと思います。
BOSSのBLUES Driverはクランチで使うなら良いでしょう。
アンプを高域にして、
BLUES Driverをクランチにセッティングしたら、
歯切れの良い音色になりますし、
アイバーニーズのTS9はミドルが強いので
トーンを全開にしてみるのもありかもしれません。
VOXのStraight6DriveならBRIGHTをONにして使うのもありと思います。
しかし、BRIGHTをONにするより歪み以外の摘みを
全部12時にして使う方が自然に聞こえると思うので、
もっと歯切れを強くしたいとかなら
トーンを2時~3時にするかBRIGHTをONにするのが良いと思います。
そこは好みの問題ですが。
ホロウボディーのギターなので、
中域や太い音がもっとほしい人は
BOSSのオーバードライブ、レクティークの
マエストーソが良いと思われます。
Straight6Driveもオールラウンド使えるペダルですので、
トーンを絞って使う方法もいいと思います。
DuesenbergのStarPlayer TVはホロウボディーで、
フロントがP-90、リアにハムバッキングの組み合わせで
様々な使い方ができます。
しかし、ホロウボディーで
オルタナティブロックをやるのは
無理矢理に感じますが、リアを選んで
荒々しい歪み系のエフェクターを使用するのが、魅力の一つかもしれません。
例えば、BigMuffで暴力的な歪みを作って
使用する場合や、
PROCOのRAT2ならフィルターを12時から2時の間で、
Distortionの摘みは9時より高くして
攻撃的な歪みも好む人もいれば、
BOSSのTurbo Distortionで
周波数の基盤が悪いと思われるほどのサウンドを作る方もいれば、
レクティークの9/9やヒューマンギアのFINE Distortionなどの
太く重みがあるディストーションで
厚みがあるサウンドメイクでプレイをするギタリストも多くいます。
荒々しいサウンドでプレイしていると
音程が狂っているように聞こえたり、
ギターソロの時は、ガンガンに歪んでいるから
キーが目茶苦茶でもソロを弾き出すと止まらないと発言している人もいますが、
実際にハムバッキングピックアップで
暴力的なサウンドでプレイをするとそうなってくるかもしれません。
ホロウボディーだから、グランジなどやるのは
間違いとか下品な使い方と
避難するギタリストもいるのも事実ですが、
それと逆の発想で使用する人もいるので、
ジャンルや使い方の賛否は多く別れるギターです。
賛否が別れるからこそ、色々と試して
自分が納得出来るプレイスタイルを探すのも良いかもしれません。
DuesenbergのStarPlayer TVは
セミホロウ構造のボディーなので、
フロントピックアップでクリーントーンの状態か
アンプのトレブルを高めにしてBOSSのBLUES Driverで
クランチにした状態か、
Leqtiqueのredemptionistを完全にローをカットした状態で、
クランチの歪みで、コードを鳴らすと綺麗に響きます。
それか、Jim Kelly氏の様なジャズ、ブルースを弾いてみるのも良いと思われます。
私的ですが、
A7-A7-D7-D7-A7-E7th-A7-E7th+9-A7(それかm7のコード進行)の様な
コード進行でスウィングのリズムでバッキングを取り、
落ち着いたクールな感じに聞こえますので、
単音弾きでもコード進行とのキーがマッチしていると
演奏している方と聴いている方、どちらも気持ち良く聞こえてきます。
更に、コーラスやアナログディレイなどの
空間系エフェクターも使用するともっと響きが良くなり
綺麗なサウンドを作れます。
しかし、日本人の場合は空間系のエフェクターを好まない人が多い
と聞いたことがありますが、
後から聴くことも考えたらディレイなどは必要枠なアイテムと思われます。
ホロウボディーということもあり、コードが綺麗に鳴るので、
エレキギターに拘るボーカリストがコード、
リフを弾きながらボーカルを取るのもお勧めですし、
3ピースバンドでギターボーカルのポジションの
ギタリストにも使えるギターだと思っています。
Duesenbergの代名詞と言えるStarPlayer TVは
セミホロウ構造のボディーで、
クリーントーンにも相性が良く、
椎名林檎がプロコのRAT2を通して使用していることで有名です。
フロントピックアップにはP-90、
リアにはハムバッキングがマウントされていますので、
コード弾きがメインの方以外にも多彩な音色を出してくれます。
見た目以上にサウンドのバリエーションが
ブリッジはTune-O-Matic を採用しているので、
安定したチューニングでセミアコ特有の鳴りも楽しめます。
さらにグランジ系のギタリストからも支持が多く
DriveBreakerやBigMuffなどの
激しいディストーションを使用したプレイと
TS9やSD-1などのナチュラルなオーバードライブを使用しても
違和感なく鳴るギターです。
私的ですが、フロントピックアップのみ使用で、
アンプはVOXのAC30で摘みは全て真ん中。
足元は右からワウペダル、TS9orマエストーソ、
SD-1 Spangle Mod、フェイザー、デジタル・ディレイを通して
プレイしたのが一番良かったと思います。
他にはRAT2をリードで使いながら
もう一段回音量がほしい時にTS9を踏み込んだこともありまが、
素直にエフェクターの音を通してくれるギターだと感じました。