ストラトキャスター、テレキャスター用の
ピックアップのサイズでは、
フェンダー社のヴィンテージサウンドを意識した物から
出力をアップさせた物、
通常のシングルコイルの2倍のパワーを持つ物もあれば、
ハムバッカーの音を出すことも出来る物も多くあります。
シングルコイルのサイズのハムバッカーも
種類が多くバランスの取れた物から
アンプに大量のパワーを送るピックアップもあるので、
選ぶのに苦労すると思います。
ハムバッキングピックアップでは、
59年モデルがヴィンテージピックアップとして人気を誇り、
ジャズモデルのピックアップは
59年モデルと比べると出力は低めで、
高域が出るハムバッカーです。
P-90のサイズでもヴィンテージの物や
高出力の物もあれば、
ハムバッカー構造の物もあり、
ハムバッカーサイズのP-90もあります。
ちなみに、ハムバッカーサイズのP-90は
通常の物よりノイズが少ないそうです。
ジャガー、ジャズマスターのサイズでも
ヴィンテージのサウンドから
ミッドが強くなっているピックアップや出力が高くなった物があり、
これらのギターで
メロコアやハードコアをやりたいなら
出力が高い物に交換したりする人もいますが、
逆に元々の音が欲しい
フェンダーのクラシックプレイヤーの
ジャガーとジャズマスター、
Bacchusのクラシックシリーズの
ジャズマスターなどの所持者は、
オリジナルのピックアップから
ダンカンのヴィンテージのサウンドの
ピックアップに交換する人もいます。
オーバードライブ(OD1X)
ディストーション(DS1X)は
スペシャルエディションモデルとして、
従来の回路設計では成り得ない表現性と
レスポンスをさせた
BOSSの歪み系のエフェクターです。
太くて芯がありながらもクリアでモダンな歪みを両立させ、
どんな音域でも演奏者のニュアンスに反映した
ナチュラル感を与えてくれます。深い歪みでもコードを弾いた時の分離感と、
つまみの設定で
ビンテージサウンドから
現代サンドを再現しながら、
ギターのキャラクターとピックアップを活かした
サウンドメイクが可能なペダルです。
技シリーズは
スーパーオーバードライブ、
ブルースドライバー、
アナログ・ディレイの3つで、
スタンダードモードと
カスタムモードがあります。
スーパーオーバードライブ(SD1W)は、
SD1を特別に改造したペダルで
一つひとつのパーツを
完全にディスクリート構成の回路を搭載しています。
ブルースドライバーは
カスタムモードにすると
粘りのある太いサウンドへ繋ぐことが可能です。
DM2Wは、
多くのギタリストを
魅了させた
あの名機の
アナログ・ディレイ(DM2)を
復活させたペダルです。
温か味のあるクリアな
サウンドと完全に再現させ、
カスタムモードにしたら
オリジナル機より
2倍以上の
ディレイタイムを実現出来ます。
それぞれフットスイッチで
スタンダード、カスタムと
使い分けが出来る便利なペダルです。
購入し易い値段で、
最新型の
エフェクターを作り
アナログとデジタルを
コンパクトで一つにした
ペダルを生み出してくれることが
BOSSの魅力と思います。
1978年にカルフォルニア州で創業されました。
創業前は、個人的にピックアップの製造や修理を行っていましたが、
フェンダー社のサービスセンターに勤務していたこともあり、
ジェフ・ベックの「テレギブ」を制作しました。
その後、
ビル・ローレンス、ディマジオなどと並ぶ
ピックアップのメーカーになり、
1990年代に優美音響が倒産すると
輸入代理店は
ESPに変更されて現在も人気が高いピックアップのメーカーです。
音楽のジャンルに拘泥しないで、
シングルコイルピックアップのサイズで、
ハムバッキングピックアップを開発し、
ストラトでハムバッカーの音を得ることが可能になりました。
また、ヴィンテージ風の音を再現し、
高出力でノイズレスのピックアップ、
ジャガーやジャズマスターなどのピックアップも
ヴィンテージの音からハムバッカーの音まで開発しています。
7弦ギターのピックアップも製造されており、
逆巻きか逆磁極の受注生産や
カラーオーダーも出来る幅広いピックアップを
扱うブランドです。
さらに、ジャズベースとプレベのサイズのピックアップでは、
ヴィンテージサウンドから出力を高くした物まであり
ミュージックマンに搭載されている
サイズのピックアップまで存在します。
ギター、ベースと幅広いサイズとジャンルのピックアップが揃っています。
BOSSのエフェクターでは、
生産終了になったエフェクターも多くあります。
アナログ・ディレイの
DM2、DM3は名機と言われ数もなく
ビンテージ機になっています。
コーラス(CE3)
スーパーフェイザー(PH2)は
モードが2つだけですが
シンプルで使い易く人気を誇り
今でも欲しいと思うギタリストもいるそうです。
歪み系では、
オーバードライブ(OD1)、
デュアル・オーバードライブ、
ターボ・オーバードライブは今でも人気があります。
デュアル・オーバードライブ(SD2)は
プリアンプの歪みを意識して開発されたペダルで、
高域から低域まで素直に歪みヌケが明るいクランチと粘り太いリードのモードがあります。
リードはディストーションに近いほど歪みます。
でも、オーバードライブなので中域がしっかりしているので
ハードロックを好むギタリストには人気がありました。
ターボ・オーバードライブ(OD2R)は、
高域が伸び中域の歪みが強調された
オーバードライブです。
ターボの状態では、カラッと元気に明るいキャラクターで、
オフの状態の時は
SD1よりも圧縮感のある音色が特徴なので、
ナチュラルなオーバードライブからヘビーなロックサウンドまでの
セッティングが可能なペダルです。
SD2とOD2Rどちらも買いやすい値段で手に入るので、
コレクションにするのも
懐かしい音を試したいなら購入するのもありかもしれません。
他には
エクストーション(XT2)や
パワードライブ(PW2)などの
生産終了になった歪み系エフェクターがありました。
これらも個性的なキャラクターを持ったペダルです。
私がヘビメタにハマっていた時に
楽器店に勧められて購入した
歪み系エフェクターが
「メタルゾーン(MT2)」でした。
まず、これで歪ませて高速ソロを弾くと
どんな下手クソでも上手く聞こえます。
そして、自分は上手いと勘違いしながら
メタルゾーンを足元に置いて使う人も多くいたと思います。
メタルゾーンは入力音をゲインアップした後、
ディストーションで歪ませるデュアル・ゲイン回路を搭載しています。
歪みは深くパワフルですが、パワフル過ぎて扱えませんでした。
ハムバッカー搭載のレスポールと
メタルゾーンの組合せは
ハウリングが止まりません。
当時、オービルのギターで
ピックアップをギブソンの物にしたらマシになると思いピックアップを交換しましたが、
それは大きな勘違いでした。
57クラシックのハムバッカーを付けてもミドルが強いボディーのギターなので
ハウリングは止まりません。
記憶が曖昧ですが、
出力の弱いストラトなどはそうでもない感じだったと思います。
そして、このメタルゾーンは歪みが強すぎるせいか、
ここ数年前から
TwitterなどのSNSサイトで
「KYディストーション」とか
「アスペルガーディストーション」と
つぶやく人もいるほどです。
だから、私はメタルゾーンをメインに使用して
上手く扱って綺麗な歪みを出していると言う声があれば
「心理学者のギタリストか」と問いたいです。
もし、ハードロックやヘビーメタルを
演奏する機会があるとしても
メタルゾーンを使うのは怖いので、
これを使うなら
真空管アンプで歪みを作って
プレイする方が安全性を感じます。
メタルゾーンの良いところは何かと考えたら
「ストレス解消」になることですね。