私がヘビメタにハマっていた時に
楽器店に勧められて購入した
歪み系エフェクターが
「メタルゾーン(MT2)」でした。
まず、これで歪ませて高速ソロを弾くと
どんな下手クソでも上手く聞こえます。
そして、自分は上手いと勘違いしながら
メタルゾーンを足元に置いて使う人も多くいたと思います。
メタルゾーンは入力音をゲインアップした後、
ディストーションで歪ませるデュアル・ゲイン回路を搭載しています。
歪みは深くパワフルですが、パワフル過ぎて扱えませんでした。
ハムバッカー搭載のレスポールと
メタルゾーンの組合せは
ハウリングが止まりません。
当時、オービルのギターで
ピックアップをギブソンの物にしたらマシになると思いピックアップを交換しましたが、
それは大きな勘違いでした。
57クラシックのハムバッカーを付けてもミドルが強いボディーのギターなので
ハウリングは止まりません。
記憶が曖昧ですが、
出力の弱いストラトなどはそうでもない感じだったと思います。
そして、このメタルゾーンは歪みが強すぎるせいか、
ここ数年前から
TwitterなどのSNSサイトで
「KYディストーション」とか
「アスペルガーディストーション」と
つぶやく人もいるほどです。
だから、私はメタルゾーンをメインに使用して
上手く扱って綺麗な歪みを出していると言う声があれば
「心理学者のギタリストか」と問いたいです。
もし、ハードロックやヘビーメタルを
演奏する機会があるとしても
メタルゾーンを使うのは怖いので、
これを使うなら
真空管アンプで歪みを作って
プレイする方が安全性を感じます。
メタルゾーンの良いところは何かと考えたら
「ストレス解消」になることですね。