オルドサウンドのピックアップ。
これこそが
ダンカンが再現した
本当のヴィンテージサウンドの
作品と思います。
ソープバーシリーズでは、
受注生産で
オールドの
52年のゴールドトップ、
59年のES-330の
ピックアップを再現したもので、
アルニコ2の
マグネットを使用しています。
ソープバーシリーズで、
最も懐かしい
ピックアップが
オリジナルの
レスポールカスタムに
マウントされていた
通称「アルニコⅤ」と言われる
ピックアップが、
セイモア・ダンカンの
カスタムショップで
完全に再現され、
独自の音色と
メロウなサウンドが楽しめます。
アルニコⅤは
完全受注生産になるので
注文してから
3~4ヶ月ほどの時間が
必要みたいです。
このピックアップは
ソープバーを好む人なら、
一度は憧れを持つはずです。
テレキャスターの
AQシリーズは
50年代に
タイプスリップするほどの自信作らしく
AQ2シリーズは
60年代の
テキャスターの
ローズ指板との組み合わせを
意識したようなサウンドらしく
ローズ指板の
テレキャスターに
搭載すると
ベストだと思います。
ジャズマスターは
60年代物が多く出回っています。
その中で50年物の
タイプの音を
再現したい人のために
AQ-JMシリーズがあります。
このジャズマスターの
ピックアップも
完全受注生産で、
甘いサウンドが
豊かなトーンを再現した
ヴィンテージ感溢れる
ピックアップになります。
近年物のギターだけど、
新のヴィンテージサウンドを
追求したいのであれば
AQシリーズが良いでしょう。
アンプ
エフェクターの
選択も大事ですが、
エレキギターの音で
一番
大事なのは
心臓部のピックアップになります。
ESPと契約している
プロミュージシャンの楽器には、
ほとんどダンカンのピックアップが
マウントされています。
まず
ナビゲーターシリーズの楽器は
全てダンカンの
ピックアップが
マウントされています。
アーティストでは、
KEN YOKOYAMAの
ナビゲーターのレスポールタイプと
六助シリーズの
ブリッジ側にSH-4が搭載されています。
リアしか使わない
彼のこだわりかもしれません。
ちなみにKEN YOKOYAMAは
現在
GRETSCHから
シグネチャーモデルが出ていますが、
GRETSCHのギターでもリアしか使わないみたいです。
Charのモデルは、
SP90シリーズや
SHR-1などが
マウントされております。
ヘビメタギタリストの
日本人の代表的な
ANCHANGの
(私の世代)
ANCHANG STARと
神風ギターには、
ネック側に
SH-8n
ブリッジ側には
SH-12がマウントされていて
高見沢俊彦の
ANGEL ClassicⅤには
SH-2nと
SH-14がマウントされています。
海外のギタリストの
スラッシュや
イングヴェイマルムスティーンの
ギターにも
ダンカンの
ピックアップが
マウントされているものがあります。
V系バンドの
LUNA SEAの
Jのベースにマウントされている
ピックアップは
SJB-1シリーズのピックアップで、
ラルクの
tetsuyaの使用する
ベースにはESPのオリジナルのピックアップですが、
廉価版のエドワーズでは
ダンカンのピックアップが
搭載されています。
ESPのギターには
ダンカンがマウントされている物が多いですが、
他社と契約している
凛として時雨の
TKの
シェクター製
テレキャスターの
ブリッジ側の
ピックアップは
ダンカンですし、
他にも
ダンカンに交換して
使用しているミュージシャンは多くいます。
ヴィンテージ風のピックアップから
カスタムされたピックアップまで幅広くあります。
クリーントーンで鳴らしたいなら、
ヴィンテージ風のピックアップが良いですし
パワーを望むのであれば、
高出力の物が良いでしょう。
パワーが有り過ぎる
ハムバッカーが良いのであれば、
Black Winterが良いかもしれません。
これは、デスメタルやグライングコアなどの
強烈なジャンルに適したピックアップです。
あまりに強烈過ぎて、
これらのジャンルでしか使うことは
出来ないかもしれません。
なぜなら、ナチュラルな歪みと言われる、
ヴィバーチェやチューブスクリーマーを
単体で歪ませて
鳴らしてもガンガンに歪みますし、
クランチのサウンドでもうるさいとしか言えません。
それがBlack Winterの
長所であり魅力でもあります。
これで歪ませるなら
オーバードライブで十分と思います。
ディストーションなら
粒が多いので汚い音になるので、
軽く歪ませるだけで良いと思います。
でも、攻撃的なサウンドを求める人は
荒々しいとか音の周波数を気にすることなく
このピックアップでガンガンに歪ませるでしょう。
リア、フロントと販売されていますので、
デスメタルやハードコアより
激しくなったコアをやりたいなら、
お勧め出来ます。
しかし、シングル、ハム問わず、
落ち着いたピックアップが
マウントされた
ギターを持つのが条件とも言えるでしょう。
私は、
ここ10年以上
シングルコイルでプレイしているせいか、
このピックアップを扱えません。
ストラトキャスター、テレキャスター用の
ピックアップのサイズでは、
フェンダー社のヴィンテージサウンドを意識した物から
出力をアップさせた物、
通常のシングルコイルの2倍のパワーを持つ物もあれば、
ハムバッカーの音を出すことも出来る物も多くあります。
シングルコイルのサイズのハムバッカーも
種類が多くバランスの取れた物から
アンプに大量のパワーを送るピックアップもあるので、
選ぶのに苦労すると思います。
ハムバッキングピックアップでは、
59年モデルがヴィンテージピックアップとして人気を誇り、
ジャズモデルのピックアップは
59年モデルと比べると出力は低めで、
高域が出るハムバッカーです。
P-90のサイズでもヴィンテージの物や
高出力の物もあれば、
ハムバッカー構造の物もあり、
ハムバッカーサイズのP-90もあります。
ちなみに、ハムバッカーサイズのP-90は
通常の物よりノイズが少ないそうです。
ジャガー、ジャズマスターのサイズでも
ヴィンテージのサウンドから
ミッドが強くなっているピックアップや出力が高くなった物があり、
これらのギターで
メロコアやハードコアをやりたいなら
出力が高い物に交換したりする人もいますが、
逆に元々の音が欲しい
フェンダーのクラシックプレイヤーの
ジャガーとジャズマスター、
Bacchusのクラシックシリーズの
ジャズマスターなどの所持者は、
オリジナルのピックアップから
ダンカンのヴィンテージのサウンドの
ピックアップに交換する人もいます。
1978年にカルフォルニア州で創業されました。
創業前は、個人的にピックアップの製造や修理を行っていましたが、
フェンダー社のサービスセンターに勤務していたこともあり、
ジェフ・ベックの「テレギブ」を制作しました。
その後、
ビル・ローレンス、ディマジオなどと並ぶ
ピックアップのメーカーになり、
1990年代に優美音響が倒産すると
輸入代理店は
ESPに変更されて現在も人気が高いピックアップのメーカーです。
音楽のジャンルに拘泥しないで、
シングルコイルピックアップのサイズで、
ハムバッキングピックアップを開発し、
ストラトでハムバッカーの音を得ることが可能になりました。
また、ヴィンテージ風の音を再現し、
高出力でノイズレスのピックアップ、
ジャガーやジャズマスターなどのピックアップも
ヴィンテージの音からハムバッカーの音まで開発しています。
7弦ギターのピックアップも製造されており、
逆巻きか逆磁極の受注生産や
カラーオーダーも出来る幅広いピックアップを
扱うブランドです。
さらに、ジャズベースとプレベのサイズのピックアップでは、
ヴィンテージサウンドから出力を高くした物まであり
ミュージックマンに搭載されている
サイズのピックアップまで存在します。
ギター、ベースと幅広いサイズとジャンルのピックアップが揃っています。