93年のPleasure93のライブで使用した時はゼブラ柄で2ハムバッカーのカスタムになっていました。このライブのオープニングのJAP THE RIPPERは、古臭いハードロックを感じさせ翌年にリリースしたアルバムの「7th BLUES」の収録曲で、レコーディングでも使用されています。また、この当時のライブで91年にリリースされたアルバムの「RISKY」のGIVE ME YOUR LOVEをシンセサイザーから始まるのを、カスタムされたこのギターでカッティングプレイからのアレンジで始めたりもしていました。Pleasure95では、新しくなったMG-MカスタムをLOVE PHANTOMで先行披露した時だけ使用していましたが、同年にリリースされたアルバム「LOOSE」の中でも数曲は、使用されていました。その後、人前でフロイドローズのギターを使うのはヴァン・ヘイレンモデルのみになりました。しかし、ギブソンのゴールドトップがメインギターなので、フロイドローズのギターも使用することはなくなり、99年にはギブソン社のシグネチャーを使用したので、MG-Mシリーズでレコーディングした曲もシグネチャーのレスポールで演奏し、アーミングプレイが中心のLOVE PHANTOMはシグネチャーのレスポールにフロイドローズを付けて演奏していました。これで、もうMG-Mシリーズを人前で使わないと思われていましたが、同年の9月21日にライブでMG-MⅡを使用しデビュー曲を披露しました。これが最後にMG-Mシリーズを人前で使用した日になります。