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おすすめだったり、発見だったり、レビューだったりする楽器とその周辺のブログです
24 . April
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16 . March
アンプで作る激しいロックサウンド
MarshallのJCM900、2000のLeadチャンネルも設定する。
つまみはゲインが3時近く持っていくのも良いだろう。
Volumeはセンターにしてから後でバランス調節を行う。
Trebleは12時より左側、
Middleは12時前後、
Bassは12時~3時の間、
PRESENTERは9時程度で調節を行う。
使用するギターにもよるがMarshallのこの設定であれば、
王道のロックサウンドを楽しめる。
ボディーがアルダー、アッシュのローズ指板であれば、
この設定でも良いが、リアにシングルコイルが搭載されているのなら
MiddleとBassのつまみは出来るだけ右側に持っていく方が望ましい。
上記の木材でリアにハムバッカーが搭載されているギターであれば、
Trebleは12時のままで良いだろう。
レスポールタイプであれば、
Trebleは12時より左にしない方が良い。
気持ち程度なら良いかもしれないが、
Middleは10程度で最大が12時と考え、
Bassは2時程度で一度、設定してから後で
全体のバランス調整を行えば
オールドなスタンダードロックサウンドに近くすることが出来る。
ここで、プリアンプとしてBOSSのOD-1やGE-7等を足元に置いて使用すれば良くなる。

OVERDRIVEで作る王道なロックサウンド
歪み系エフェクターは色々あるが、
上記で述べたアンプのつまみをゲインだけ下げるクリアにする。
JCMならLeadチャンネルをCLEANにする。
OVERDRIVEも色々あるが、
BOSSのデュアル・オーバードライブ(SD-2)、
ターボ・オーバードライブ(OD-2R)のどちらかが便利だが、
どちらも製造がストップしているので中古で購入してみるのも良いだろう。
とても使い易いOVERDRIVEなので、幅広く使える。
SD-2を使うならモードを最初からLeadにするのも良いし、
フット・スイッチを用意してCRUNCHモードと並行に使用するのも良いだろう。
OD-2Rならターボをオンにした状態で
Driveが12時~3時程度、TONEは10時程度、
Levelは12時にしてバランスを調節していけば良い。
BOSSであればOD-1XでHighをカットし
Lowを上げる方法で使用するのも有りと言える。
VOXのStraight 6 Driveを使用するのも良いだろう。

DISTORTIONを使用したサウンドメイク
王道なロックサウンドをDISTORTIONで作ることを好まないギタリストもいるが、
使用するDISTORTIONの機能や周波数などをチェックすることで演出も可能である。
DISTORTIONに関しては、
OVERDRIVEと同じで色々なキャラクターと個性を持つペダルが多いので、
何が良いのか分からなくなる時がある。
一番無難で安値で購入出来るペダルはBOSSのDS-1かもしれない。
DS-1の場合ならlevelは12時程度、
toneは10時~1時の間で調節しDISTは9時程度が無難だが、
toneを9時にすると太い音になるので、
それを利用しながらアンプと組み合わせて
つまみの調節を工夫していくと求める音色に近くなっていくだろう。
値段はDS-1よりも高くなるが
レクティークの9/9という
DISTORTIONは機能が充実して基礎を持たず完全オリジナルのペダルなので
9/9の方が音作りも簡単かもしれない。
価格が高ければ良いと言う問題ではないが、
9/9は厚みも兼ねていながらのハイゲインサウンドを演出することが可能でありながら、
内部のmidをカットすることも出来るので、自分に合うロックサウンドを追求し易いDISTORTIONと言える。


まとめ
今回は一般的なロックサウンドについて述べた。エレキギターを始めたが、どの歪み系エフェクターを選んで良いのか解らない人は参考にしてほしい。歪み系エフェクターは色々なキャラクターと個性を持つ物が何種類もあるので、ギターを弾き続け音の追求をしていると何が正しいか判らなくなる時が絶対に来る。だが、最終的に経験を重ねることで「自分にはこのタイプのギターで、何系のアンプと歪み系エフェクターの組み合わせが一番相性が良い」と思えてくるので、色々と試しながら己自身のスタンダードロックを作ってほしい。


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09 . December
FINE od×TS9
端切れの良いオーバードライブを目指して作られたと聞き
FINE odを購入しましたが、TSっぽさを感じられスイッチで
音抜けが良くなったりトーンの効きが
高域に寄ったかなという感じだったことを覚えています。
それでもTSっぽいオーバードライブに高域をプラスさせたような感じで
音が硬く使い方が難しい印象でした。
チューブアンプで使うことが良いと思い
AC30とJCM900で試してみたのですが、
ナチュラルな歪みはAC30で、歪みの深さはJCM900。
当り前のことか・・・

Galea×ROCHECHOUART
どちらも優秀なオーバードライブです。でも、ロッシュは癖がありますし、
ガレアもEQやトリマーの調整によっては癖が強い歪みになってしまいます。
ロッシュはローカットでバッサリとロー、ミッドをカット出来るのですが
ゲインにミドルがくっ付いてるせいか良い具合に調整するのが難しい。
JanRayとの場合だと音抜けが良く
元気が溢れる歪みになるのですが、
どうしてもガレア、カレンと一緒に使うということは自分にとって難しいです。
歯切れの良いオーバードライブを目指すのであれば、
ガレアとロッシュはNGであると思いますし、
レクティークの機種で歯切れの良さを求めるのであれば
ロッシュよりレッドで、ベムラムならJanRayが一番無難です。

Galeaでも可能ですがトリマーをクールとマイナスにしてから
ミドルを削りトレブルを持ち上げることが良いです。
ROCHECHOUARTはローカットをフルにしても
TS感が残っていて独特なオーバードライブで、
単体だけで使うと楽しいですが、ユニットで使うとなれば
トレブリーな使い方では難しいです。

ROCHECHOUART×Seoul food
ドライで高域が強い歪みが欲しいと思い
ギターはストラトP-90が搭載されたレスポール、セミアコを使用。
アンプはJCM900で、完全にクリーンな状態。
ロッシュを前にしてローカットをフルにしてストラトから鳴らしてみました。
バランスは良くギターのボリュームを絞るとカッティングに向いていて
ソールフードをブーストさせても問題がないと思われました。
P-90が搭載されたレスポール、セミアコの場合は、
癖が強いとしか言えません・・・

アンプのトレブルを上げて、ミドルを削ってみましたが
ロッシュの個性が強いためゲインを上げれません。
ソールフードの音は硬いですが
逆にしてソールフードのトレブルをフルにしましたが
ドライなサウンドとは思えませんでした。
使用するギターのキャラクターとアンプ、エフェクターで
音色が色々なので面白いですが
今回は失敗です・・・

まとめ
高域が効いたオーバードライブというテーマでは失敗に終わりましたが、ナチュラルで歪みが少なくても、歪んでいるように聞こえるということは確認できました。
高域が効き歯切れの良いオーバードライブサウンドを作るために色々試しましたが、耳障りになることを避けてROCHECHOUARTなどを使用してみましたが、癖が強いので思い通りにはいきません。ブーストで使うのはいいのですが、メインで使うのは私には無理ということなのかもしれません。
VEMURAMに頼り切ってしまったからかもしれません。
07 . November
爆発的な人気を誇るVEMURAM Jan Ray
VEMURAMは日本のハンドメイドブランドで
Jan Rayはマイケル・ラウドゥがボードに入れたことで有名となり
VEMURAMのオーバードライブの中で一番売れています。
オール12時の状態でシングルコイル搭載のギターでJan Rayを鳴らすと
灰汁のない綺麗な歪みを得ることが出来ます。
ゲインの幅は広くはないですが
艶のある音で、歪みを深くしたい時は
ベースコントロールを高く右寄りにすると
DS-1やBIG MUFFの歪みに艶が入ったようにも聞こえます。
メインの歪みで使うのもありですし、
ブースターとして使うプレイスタイルもありですが
60年代のFender Blackfaceの歪みからでは演出することが出来ない
歪みをJan Rayで得ることが可能です。
灰汁が無く艶がある美しい歪みのため、
手放す人が少なく中古で出たらすぐに売れるほどで
一度、Jan Rayを手放しても再び買い直す人もいるほど
Jan Rayは人気を誇っています。

クラシックODを連想されるLeqtique Rochechouart
LeqtiqueのロッシュはTS系のような感じもしますし
古臭いODサウンドと似たサウンドでもあります。
ロッシュはレッドと似たようなルックスでローカットも搭載しています。
どちらのローカットも
フルにすればロー、ミドルが完全に削られる機能も同じです。
しかし、歪みに関しては全然違うキャラクターであり
レッドはエフェクターが作る歪みに対して
ロッシュは自然体に作られた歪みです。

古臭いオーバードライブサウンドでもあってミドルも出ていますが
それをローカットで調整することで
TS系からミドルを削ったようにも感じられます。
ロッシュは前、後ろ関係なく好きな位置に置いても
歪みのキャラクターを壊さずに倍音を加える役割も果たしてくれて
メインの歪みとしても活躍してくれるオーバードライブです。
お勧めはローカットをフルにした状態で
ボリュームとゲインが12時の状態です。
ロッシュの有難いところはアンプに拘らずに使えるということです。

低価格で人気なElectro Harmonix Crayon
ソウルフードと似た感じのサウンドというイメージが強かったですが
Paul Cochrane Timmyを意識したサウンドとも言えるでしょう。
エレハモのエフェクターは癖が強いものが多く
歪み系の代表はBIG MUFFですが、あれはモンスターみたいな歪み方ですし
一発勝負みたいです。しかし、クレヨンの場合はトランスペアレント系なので
どれも上記2つの機種と似たような使い方が可能です。
チューブアンプを通して使うという方法も良いですし
ソウルフードをユニットで使うのもありだと思います。

まとめ
ローゲインサウンドのオーバードライブを3つ書き込みましたが、どれも完成度の高いオーバードライブです。値段は上から下がっていく感じですが、古臭い感じのサウンドが好きならJanRay、ロッシュがお勧めです。JanRayは下段のつまみを回すことでキャラクターが色々変化出来ますし、ゲインを完全カットしてトレブルを12時のまま、ベースを高くするとブースターとしても使えます。しかし、上記3つはどれもブースター的な使い方からプリアンプとしても使える優秀なODです。
31 . October
Leqtique redemptionistのHi-Gain Sound
レッドでハイゲインサウンドを作るのであれば
オール12時の状態から試すことが重要です。
チューブアンプだと音抜けがいいのでゲインを高くする必要はありません。
オール12時の状態で派手な歪みが演出されます。
使用するチューブアンプにも寄りますが
フェンダー系なら丁度良い具合ですし
ボグナー、JCMの場合は元気が良すぎると感じてしまう人もいると思われます。
JCなどのトランジスタの場合であれば
ボリュームとローカットはそのままで
トレブルとゲインを3時方向まで持って行くと
チューブアンプにODを加えた様なドライブ感になります。

RATで作るHi-Gain Sound
プロコのRAT2は
ブースター、クランチ、ディストーションと音色を演出作ることが可能です。
オール12時の状態はスタンダードなディスト―ションでHi-Gainですが
ディスト―ションのつまみを9時程度にするとクランチとして使うことが出来ます。
USA製時代までのRATは良かったのですが
中国製になってから質が落ちたと言う声も聞こえます。
私は中国製のRATの音を聞いたことがありませんし、所有しているRATはUSA製なので
具体的に中国製とUSA製がどう違うのか知りませんが
内容は基本的に同じだと思います。
RATの場合だと
Hi-Gainを作るよりもウルトラゲインと呼ばれるほど
喧しい歪みを作ってみる方がいいかもしれません。
グランジサウンドの様に荒々しくなってしまうかもしれませんが
使用するアンプのコントロール次第で
チューブアンプから得ることが出来るウルトラゲインを演出することが出来ます。
RATのコントロールノブにある
 
ディスト―ションを12時~3時、フィルターを1時~3時、
ボリュームが12時~3時程度にしてから
ボリュームはアンプのボリュームとバランスを調整しないと
崩れてしまう感じになってしまうかもしれません。
特に100Wのチューブアンプのマスターボリュームを高く設定していると
そうなってしまうことがありえます。
チューブアンプのプリ管、パワー管の組み合わせも重視しなければ
失敗してしまう恐れがあり、
グランジ寄りのディスト―ションサウンドになってしまします。

Straight 6 DRIVEで作るHi-Gain Sound
VOXのオーバードライブで真空管が搭載されたオーバードライブです。
AC30のクローンとされていますが
プリ管が搭載されているということで
Hi-Gain Soundも作り易いオーバードライブです。
AC30でハイゲインなんて無理だという人もいますが
そういうイメージを持たれているのも仕方ありません。
でも、ブライアン・メイはAC30をガンガン歪ませた使い方をしたことで有名なので
それに近い歪みを得ることも可能です。
Straight 6 DRIVEのコントロールノブにある
ゲインはとても幅広い歪みが出る以外に
トーン、ベースで歪みの重さと明るさを調整することが可能とされています。
ゲインとフル近くにまで持っていき
ベースを12時のまま、トーンを3時程度にするとハイゲインサウンドとして使えます。
AC30のクローンでアンプライクなオーバードライブという感じですが
エフェクターのオーバードライブの音としても
十分に使える機種です。
欠点は真空管の寿命だけです。
  
まとめ
個人的にHi-Gain soundをエフェクターで作る時の方法を3つ上げました。アンプの歪みだけで十分なのですが、たまにはエフェクターメインに激しい歪みを作りたいと思うことが多々あります。DBシリーズやFINE DISTなども素晴らしいハイゲインサウンドを演出することが可能なのですが、今回はお手頃な価格で入手し易い歪み系エフェクター中心に。今度は少しマニアックな機種を集めてみたいと思います。
28 . September

Ibanez チューブスクリーマー


IbanezのチューブスクリーマーはTS系の原点と言われていますが
TS808とTS9を比べると歪みの深さは
どちらもナチュラル感があります。しかし、TS808の方がメインで
TS9はブースターという感じかなと思っています。
別に逆でも良いと思いますけど、
TS808とTS9を使うのであればジャズコーラスなどの
トランジスタアンプではなく
マーシャルやツインリバーブなどの
チューブアンプで使う方が
この2機種の音の輪郭がはっきりと聞こえますし
使いやすいので、
IbanezのTS808とTS9を
メインの歪みとして使う場合は
チューブアンプを使うことを前提としています。
ジャズコーラスで
BOSSのOD-3
プロコのRAT2などの歪み系エフェクターを通す場合は
TS9とTS808をブースターとして使うことは問題ないです。
フェンダー系のギターを使う時は
これらのTS系オーバードライブを使用すると
ストラト、テレキャスに不足しているミドルを補うということです。


  


Leqtique Maestoso


Leqtique (レクティーク)のMaestoso(マエストーソ)は
数年前に楽器店の店長の勧めで購入したオーバードライブで


アイバニーズのTS系をメインにするのであれば
使えるアンプなど色々と限定されてしまいますが、
レクティークのマエストーソをトランジスタアンプで鳴らした時は
本当にTS系か?
と、良い意味で疑いました(笑)
歪みの幅が広くトーンコントロールの効き具合も良くて
TS系からは考えられない綺麗なクリーンブースターとしても使えるので
驚くだけでした。しかも、家庭用のアンプでも鳴らしても
表現の幅がTS808と比べて広く使えるため充分に楽しめる
オーバードライブでした。
オール12時で鳴らすとTS系っぽい感じがしますが
ゲインを最大にしてトーンを3時程度までにすれば
チューブアンプで歪ませた様なドライブ感を得ることが出来るので
トランジスタアンプで、ハードロックを演奏する時に
マエストーソがあれば安心出来ます。
ブルージーなオーバードライブサウンドも
マエストーソで演出することが可能です。
ストラトタイプ、レスポールタイプ共通で
ゲインは気持ち9時よりの10程度に。
トーンはストラトタイプなら10時~11時程度
レスポールタイプの場合は12時にしてから使用するピックアップの位置で
調整することです。
フロント、センターの場合ならトーンをフルにしても良いと思われます。
SNS上で製作者本人に問い合わせた時に
そのような返事がありましたので、
作った本人が言うなら間違いありません!
 


レクティークのマエストーソの色は白ですが
黒色のノブの機種もあります。
今は生産していませんが
黒いノブのマエストーソは
アイバニーズのTS10のクローンで本来のTS系ですが
幅広く使いたいと思うギタリストは
現行のマエストーソがお勧めです。


 


ONE CONTROL Persian Green Screamer


ワンコントロールのPersian Green Screamerはルックスからして
TS系オーバードライブという感じがします。
レクティークのマエストーソとキャラクターは全然違いますが
Persian Green Screamerも
トランジスタアンプでメインの歪み系として使えます。
本来のTS系らしさと残しながら
高域と低域の範囲が広がったトーンだと思います。
このようなトーンに仕上がっているので、
ミドルの膨らみ方がアイバニーズのTSと比べると
スッキリとした音色で、
レスポールタイプやセミアコタイプを弾きながら
少しミドルをブーストさせたいと思った時に
TS9ならミドルが太くなりすぎてイメージと違ってくるし
SD-1は何か物足りない感じが・・・
そう思っている時に
Persian Green Screamerを使ってみるといいです。
チューブアンプで歪ませてオーバードライブをブーストさせるやり方
メインの歪み系エフェクターの
後ろにペルシャグリーンスクリーマーを置いてブーストさせるやり方
などがあります。
アンプのキャラクターやつまみの設定にもよりますが
深くミドルがブーストされる感じはしませんし
適度にハマってくれるTS系です。
メインとして使うと古臭くてナチュラルな歪みにも聞こえるので
ビンテージサウンドが好きなギタリストは
一度このTS系を試してみると良いと思います。


 


まとめ


今回は、個人的に使いやすいTS系オーバードライブを述べてみました。
初めてのTS系はアイバニーズのTS9で高校生の時に買ってからフェンダー系のギターで演奏する時は、必須アイテムにしています。
マエストーソは、メインの歪みとして使いやすくギターの機種関係なくキャラクターに合った感じでゲイン、トーンの幅が広くてバランスの良いTS系です。


石橋楽器
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ぎたりこ
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