爆発的な人気を誇るVEMURAM Jan RayVEMURAMは日本のハンドメイドブランドで
Jan Rayはマイケル・ラウドゥがボードに入れたことで有名となり
VEMURAMのオーバードライブの中で一番売れています。
オール12時の状態でシングルコイル搭載のギターでJan Rayを鳴らすと
灰汁のない綺麗な歪みを得ることが出来ます。
ゲインの幅は広くはないですが
艶のある音で、歪みを深くしたい時は
ベースコントロールを高く右寄りにすると
DS-1やBIG MUFFの歪みに艶が入ったようにも聞こえます。
メインの歪みで使うのもありですし、
ブースターとして使うプレイスタイルもありですが
60年代のFender Blackfaceの歪みからでは演出することが出来ない
歪みをJan Rayで得ることが可能です。
灰汁が無く艶がある美しい歪みのため、
手放す人が少なく中古で出たらすぐに売れるほどで
一度、Jan Rayを手放しても再び買い直す人もいるほど
Jan Rayは人気を誇っています。
クラシックODを連想されるLeqtique RochechouartLeqtiqueのロッシュはTS系のような感じもしますし
古臭いODサウンドと似たサウンドでもあります。
ロッシュはレッドと似たようなルックスでローカットも搭載しています。
どちらのローカットも
フルにすればロー、ミドルが完全に削られる機能も同じです。
しかし、歪みに関しては全然違うキャラクターであり
レッドはエフェクターが作る歪みに対して
ロッシュは自然体に作られた歪みです。
古臭いオーバードライブサウンドでもあってミドルも出ていますが
それをローカットで調整することで
TS系からミドルを削ったようにも感じられます。
ロッシュは前、後ろ関係なく好きな位置に置いても
歪みのキャラクターを壊さずに倍音を加える役割も果たしてくれて
メインの歪みとしても活躍してくれるオーバードライブです。
お勧めはローカットをフルにした状態で
ボリュームとゲインが12時の状態です。
ロッシュの有難いところはアンプに拘らずに使えるということです。
低価格で人気なElectro Harmonix Crayonソウルフードと似た感じのサウンドというイメージが強かったですが
Paul Cochrane Timmyを意識したサウンドとも言えるでしょう。
エレハモのエフェクターは癖が強いものが多く
歪み系の代表はBIG MUFFですが、あれはモンスターみたいな歪み方ですし
一発勝負みたいです。しかし、クレヨンの場合はトランスペアレント系なので
どれも上記2つの機種と似たような使い方が可能です。
チューブアンプを通して使うという方法も良いですし
ソウルフードをユニットで使うのもありだと思います。
まとめローゲインサウンドのオーバードライブを3つ書き込みましたが、どれも完成度の高いオーバードライブです。値段は上から下がっていく感じですが、古臭い感じのサウンドが好きならJanRay、ロッシュがお勧めです。JanRayは下段のつまみを回すことでキャラクターが色々変化出来ますし、ゲインを完全カットしてトレブルを12時のまま、ベースを高くするとブースターとしても使えます。しかし、上記3つはどれもブースター的な使い方からプリアンプとしても使える優秀なODです。
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