「レスポール=ハムバッキング」というイメージも強く、
ハードロックやヘヴィーメタルを好む方には
納得出来ないと発言する方も多々、いますが、
個人的にはそれは間違いとは思っています。
なぜなら、レスポールのボディーのバックは
マホガニーなので中域が強く出ますので、
それを活かしてアンプとエフェクターを組み合わせれば、
激しい歪みも可能です。
実際にリッチー・ボラックモア、
リッチー・サンボラ、
イングヴェイ・マルムスティーンなどの
ハードロック系のテクニカルなギタリストはフ
ェンダー社のストラトキャスターを使用しているのに
激しいサウンドでプレイをしています。
イングヴェイ・マルムスティーンの場合は
ピックアップをディマジオ製に改造してますが。
国内なら、B’Zの松本孝弘氏で、
90年代はメインギターというほど愛用していました。
1997年はP-90を搭載の
56年のレスポールを使用しています。
それは「SURVIVE」のジャケットでも確認できますね。
(彼はギブソン社のレスポールですが)
松本孝弘氏はメインのレスポールを修理に出すから
代機として、P-90のレスポールを使用したみたいで、
シングルコイルピックアップなのにパワーとか薄くなったのでは?
というインタビューに対して、
「パワーはすごく出ている」と応えています。
マーシャルや5150の真空管アンプで激しいサウンドメイクも可能で、
クリーンな状態にしたら
レスポールとP-90の組み合わせたクリアでマイルドな音になりますので、
シングルコイルピックアップなのにメタルサウンドも出来るという
ギャップも楽しめます。
JC-120の直アンの場合は、
ギターを使っても激しい歪みを得ることは出来ません。
個人的な意見ですが、
レクティークのマエストーソ、
VOXのStraight 6 Drive
をお勧め致します。
Straight 6 Driveは真空管が内蔵されていますので、
真空管アンプを好むがジャズコしか使えない時など便利と思われます。