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おすすめだったり、発見だったり、レビューだったりする楽器とその周辺のブログです
24 . April
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19 . October
使用ベース(YAMAHA、SCHECTER)
345(本名・中村美代子)は、ベース・ボーカルを担当しロックバンドの
凛として時雨で活躍。
サンズアンプでジャリジャリ感がある高音を出し、
ベース用のオーバードライブで図太いサウンドでプレイしますが
嫌な低音に感じさせないのは、
彼女の感性が良いからだと思います。
凛として時雨の初期時代は、
YAMAHAのSBV-500を使用し
近年ではSCHECTERのシグネチャーを使用。
YAMAHAのSBV-500は、シングルコイルながらゴリゴリした
個性的な音が魅力と言う人もいます。
指板はローズウッドで、
カラーはレッドメタリック、ビンテージイエロー、
ソニックブルー、サンバーストなどがありピックガードは白で、
345はサンバーストカラーでピックガードを変更さして使用していました。
値段の割には良い音がするなど
評判も良く愛用しているベーシストも多いモデルです。
SCHECTERのシグネチャーの木材は、
ボディーがアッシュでネックと指板が
メイプルの21フレットで、ステンレスのフレットを使っています。
ピックアップは
セイモアダンカンの
SPB-2とSJB-2bを搭載され、ともに十分なパワーを持ちながら、
クリアでアタック感が魅力とされています。
ピッキングのニュアンスも逃すことなく図太いサウンドを生
み出すことが可能なモデルです。
受注生産になることもあるため
メーカー小売価格372600円ですが、
店頭販売なら30万円程度で購入することが出来ます。
また、廉価版もあり店頭では12万円でお釣りが出る価格です。
ハードケースも付いているそうですが、
廉価版の方はどうなのでしょうか?
受注生産モデルなので、
注文後にメーカーでの生産が開始され半年近くは
完成されるまでに時間が必要みたいですが
それだけ価値のあるモデルかもしれません。
廉価版でも十分であると思いすが、
良い音を求める人やこのバンドが好きな方は購入することを勧めたいです。
なぜなら、完全受注生産になると木材が違うと言うことと
電装系も別物になります。
フレットは打ち直さないといけませんが、
孫の代まで使えると耳にしたことがあるので、
SCHECTERと345の魅力を同時に感じながら、
このシグネチャーモデルを自分の音色に染めてみるのが
楽しみになると思われます。


使用機材(アンプ、エフェクター)
345が使用するアンプは、
ORANGE AD200B MK3というチューブアンプで、
プリアンプ部に
ECC83とECC81が使用されていて、
コントロールは
マスターボリューム、トレブル、ミドル、ベース、ゲインとシンプルな
構成になっています。

ゲインを上げるとナチュラルなドライブサウンドが暴れてくれるのが魅力です。
345は、このアンプとIbanezの
PD-7、BOSSのベース・オーバードライブなどの
歪み系と空間系のEBS UniChorus(コーラス、フランジャー)を 使用しています。
それとプリアンプは
Sans Amp BASS DRIVER DIを使用しています。
歪み系が多いですが、
一括にループボックスで切り替える使用もしているそうです。
凛として時雨の
感覚UFOでは、
DB-3とPD-7を使用し、最初の凄いサウンドはサンズアンプでも出るそうです。
激しいベースからのイントロで始まる
DISCO FLIGHTでは、
ギター用のディストーションの
RAT2を使用しRATの特性を活かした使い方であると思います。


凛として時雨前はギタリストの345
凛として時雨前はギターボーカルで、高校時代にギターを始め
JUDY AND MARYなどのコピーをしていたらしい。
ギターボーカルでJUDY AND MARYの曲を
バンドでコピーしていたなども耳にしました。
凛として時雨の前のバンドが解散に伴い
ベース・ボーカルに転向になって
この時は、ベースは未経験で東洋大学在学中に
TK(北嶋徹)とバンドを結成。
しかし、他のメンバーが就職などで解散し、
後に凛として時雨を結成。
スリーピースのロックバンドで
男女ツインボーカルと言う珍しい形ですが、
高音が響く歌声に激しいサウンドは、
日本の音楽シーンに影響を与えることになりました。
元々、ギターということもあるので、
ベースのサウンドメイクが上手いと思われます。
ベース用の歪み系エフェクター以外に
ギター用のRATを使うなどのパフォーマンスは、
ギター経験があるからだとも思われ、
サンズアンプで音色の切り替えや空間系の技術も独創性を感じさせられます。

まとめ
ギターからベースに転向したということで、サウンドメイクやフレーズ作りも独特で、面白いと思います。現在の日本の音楽業界でロックバンドが生き残るのは不可能に近いとも言えます。その中で、激しいサウンドと切ない歌声の組み合わせ独特なサウンドでは、真似出来ないでしょう。男女ツインと言うこともあるかもしれまんが、チューニンが半音下げで、足元のエフェクターはマニアック過ぎて揃えるのに時間が必要です。でも、同じ楽器と同じアンプとエフェクターを揃えても彼女の音は出せないでしょう。女性のベーシストは過去にも出ていますが、345はピアノを経験もあり譜面能力もあるので、仮に現在のバンドが終わったとしても、スタジオミュージシャンとして音楽業界に生き残れると思います。
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