Neo Classic NLS20はピックアップを
多彩にコントロールすることが可能です。
しかし、スタジオに入ると
ギターアンプはマーシャルかJC-120しか置いてない所が多く、
真空管を好むのにジャズコーラスを使うことになったという話はよくあります。
ジャズコーラスの場合は、摘みにディストーションがありますが、
全くと言うほど歪まずディストーションなどの
歪み系のエフェクターを持ち込まないと
パンチの効いたサウンドの土台が作れません。
どんなギターを使おうとこれだけは解消できる問題ではないです。
しかし、素直にエフェクターの音を通してくれるアンプで
音抜けも良いアンプなので、歪み系のエフェクターを持ち込んで
土台を作るのも方法もいっぱいあります。
代表例なのは、完全PUSHしている状態で
激しいロックサウンドを作るなら
チャンネルは好きな方を選びLOWの方へ通します。
そして、摘みは全て12時にして下さい。
レクティークのマエストーソ、ボスのターボ・オーバードライブを使用するなら、
エフェクターのトーンは高くて12時、
ドライブorゲインは3時程度まで上げても下さい。
PUSHをしていない状態なら、
アンプの摘みベースだけ2時にしてからサウンドメイクをお楽しみください。
JC-120はクリーンサウンドが特徴でもあるので、
PUSHをしていないなら、直接アンプに通して
アンプ内蔵のコーラスを使い、
Neo Classic NLS200のピックアップ調整の機能を
活かしながらレスポールタイプから
クリーントーンを出すと曇った様なに聞こえるのが、
歯切れの良いトーンを生み出すことが出来ます。
クリーントーンのままジャズ、ブルースを奏でる時は
フロント、センターにして
フロントピックアップのPUSHで調整するというのは、このギターの強みの一つです。