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24 . April
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06 . July

エレキギター経験者なら一度は弾いたことがあるストラト


ストラトキャスターと言えばフェンダー系のギターとして知られコピーモデルも多く発売されているため、エレキギターをやっていたことがある人なら、一度は手にしたことがあるでしょう。ストラトキャスターはシングルコイルが3つ搭載していて、初心者から上級者まで扱いやすいモデルのため、人気が劣ることがありません。しかし、実際に人気が出たのはエリック・クラプトンが56/57の黒いストラトキャスターであるブラッキーを使用するようになってからで、それまではアメリカで製造されていたストラトキャスターは、今の日本円で1万円ほど払えば購入出来るほど、人気のない機種でした。エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックスの影響力が大きかったのでしょう。
その1万円ほど払えば購入出来るストラトキャスターは、今では何十倍という値段を払わないと購入出来ない機種になってしまいフェンダー社の代名詞のエレキギターです。そのため、他社でもコピーモデルが多くあり、日本でも廉価版のストラトキャスターもあれば、カスタムショップ同様にクラフトマンが丁寧に手作業をして製造されたストラトキャスターと幅広く発売されています。


 


エッジが強い57年ストラトキャスター


57年のストラトキャスターは、アルダー材を使用したボディーにメイプル指板で、ピックガードは1ピースで、とてもシンプルです。エリック・クラプトンが好きな人は、62年のストラトキャスターよりも57年というイメージが強いですが、僕のイメージではエリック・ジョンソンが好きな人の方が、57年のストラトキャスターを使うイメージが強いです。
ロック色が強い人は、メイプル指板の57年のストラトキャスターよりもローズ指板でストラトキャスターの方が、良いと聞きますが、本当にその通りだと思います。やっぱり57年はエッジが効いているので、マーシャルJCM900のトレブルを9時方向、ミドルを3時方向、ベースを3時方向~フルにした状態で、パワーコードを鳴らしてもしつこくエッジがくっついている感じでのため、リアをハムバッカーに交換しないとロックサウンドで使うのは難しいと感じました。しかし、ブルージーなトーンで弾きたいのであれば、絶妙と言えるほど、自分のピッキングとマッチングしていくことが多いため、チューブアンプでブルージーにプレイをするなら足元にオーバードライブを1台置いて、アンプを軽く歪ませながらギターのボリュームコントロールで歪みをコントロールするプレイが良いでしょう。

私は57年のストラトキャスターを使用していたことがありました。ストレスになるのは、フレットが擦り減って半分位からハイポジションのプレイが難しく感じてしまうことでした。それ以外に57もそうですが、メイプル指板のストラトキャスターとテレキャスターを使う時は、エッジが効き過ぎるからTS系オーバードライブが必須になると思い込んでしまうことです。


 


中域が出る62年ストラトキャスター


62年のストラトキャスターは、アルダー材ボディーにメイプルネック、ローズ指板の組み合わせで、ピックガードも1ピースでなく頑丈になっています。
メイプル指板とでもフェンダー系のギターは、高域が出るので、メイプル指板のタイプと比べても極端に中域が膨れ上がることはないです。私の感覚ですが、メイプル指板のストラトキャスターと比較したら62年のストラトキャスターはバランス型で、サウンドメイクがやりやすいということです。
ロック色が強い人で、ストラトキャスターを好むのであれば、62年が良いというのも解る気がしましたが、BOSSのオーバードライブ(OD-3)のつまみを全て12時の状態のままにして、フロントとセンターのハーフトーンでカッティングプレイをすると絶品な音と言えるほど、マイルドで滑りの良くそこからギターのボリュームコントロールで音量調整を行いながらプレイをすると濁りが取れるので、バランスを考えて選ぶなら62年だと思いました。また、OD-3以外にコンプレッサーを使用し、サスティーンを少し伸ばしてアタック感を出しながらカッティングプレイをするのも最適です。


 


 


まとめ


フェンダーの代名詞とも言われるストラトキャスターですが、初心者から上級者まで幅広く扱いやすいエレキギターです。指板がメイプルかローズで音が全然違ってくるので、バランスを考えてプレイをしたい人はローズ指板、クラプトンのようにプレイをしたい人はメイプル指板のストラトキャスターが良いと思われます。




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