旧型のレースセンサーとの違い
旧型のクラプトンモデルはレースセンサーというピックアップが搭載されていたが、10年以上前からビンテージノイズレスになりレースセンサーの方が良かったと言う人も少なくないので、クラプトンモデルを買ってピックアップをレースセンサーに交換する人もいる。レースセンサーは数種類ありクラプトンが使用していたのは、レースセンサーのホワイトカバーのゴールドで、ゴールド以外にもレースセンサーはレッド、シルバー、ブルーがある。ゴールドは低出力で高域が強く低域が弱いクリーンなシングルコイルである。シルバーはジェフ・ベックが使っていたことでも有名でありゴールドよりは出力がやや高くミドルが目立つが、ゴールドと同じでフロント、センター、リアとどこに搭載しても違和感がないレースセンサーであるがフロントに置く方が無難と一般的に言われている。ブルーはレッドとシルバーの中間と言った感じである。低音ノイズとアタック感を抑え出力も高くセンター向きとされている。レッドはレースセンサーの中でも最もパワーがあるピックアップで、ハムバッカー同様に歪みリア向きのものとされている。もし、HR/HMをストラトキャスターとレースセンサーの組み合わせで演奏したいのであれば、レッドをフロントとリアに搭載し、センターはゴールドかシルバーを搭載するのが良いだろう。レースセンサーは他にもエメラルド、バーガンディ、パープルなど数種類がありブラックカバーのタイプもある。